食べ方ひとつで生活習慣病が予防できる??
生活習慣病については前回の記事で簡単に説明した通りだ。また、ほかの医療サイトや厚生省のホームページなどと照らし合わせてみていただけるとなおよいだろう。
前回の記事の中で、「生活習慣病は中性脂肪の増え過ぎと、コレステロールのバランス異常が原因」ということを説明した。それについて知りたいという方は前回の記事を併せて読んでいただきたい。
その中性脂肪とコレステロールを作っているのは、ご飯や、パン、甘味(ケーキなど)に含まれている糖質だ。そのため糖質を抑えることが一番の予防になるというわけだ!!しかし簡単に言ってもどのくらいとってよいのかや、どうやって抑えればいいかわからない人も多いだろう。
そこで今回は、、、 食べ方だ!!
糖質は食べ方だけでも、抑えることができるのだ。それを今回は話していきたい。
今回の構成は以下のとおりである。{5・7・5を作ってみた(笑)}
[目次]
1、たべものは・よくかんで・たべようね
2、たべものは・たべるじゅんばん・たいせつだ
3、ごはんには・緑茶をのもう・ゆっくりと
4、いちにちに・数回わけて・水のもう
5、そろそろね・あきるころだね・まとめるよ
1、たべものは・よくかんで・たべようね
ごはんを食べるときに、「30回噛んでから飲み込もう」という話を聞いたことある方多いのではないだろうか。これはなぜなのか??
先述した通り、生活習慣病を予防するためには、中性脂肪・コレステロールがかかわっている。これらを摂りすぎないまたは、吸収しすぎなくすることが大切なのだ。
そのためには、まずよく噛むことが重要だ。
皆さんも聞いたことがあるかもしれないが、食事はゆっくり食べることで消化スピードが遅くなり、吸収されにくくなる。また、食べる量も抑えられる。
それはなぜか・・・
①よく噛むことで消化が抑えられる神経(交感神経という)が刺激され、消化スピードを抑えてくれる。
②よく噛むことで、脳にある満腹中枢が刺激され、「おなかがいっぱい」と思い込み、食べ過ぎを防止してくれる。
※また、かむことによって、脳が刺激されて認知症予防や唾液の分泌量が増えて、歯周病の予防ができるといういいことがある!!
いいことてんこ盛り!!
だ・か・ら
○ 食事は最低15分かけながら、一口30回かもう!!
2、食事はね・食べる順番・たいせつだ
糖質の吸収を抑え、血糖値を下げるには、食事の順番はとても重要だ。
重要なのは、糖質を含む、炭水化物を最後に食べること!!
空腹に、炭水化物を急激におなかの中に入れると、血糖値が一気に下がってしまう。それを防ぐために効果的な食べる順番は、
「食物繊維」(野菜、海藻、きのこ類)→「たんぱく質」(肉、魚、卵、大豆製品)→「水分」(スープやみそ汁)→「糖質」だ。
①最初に食物繊維を食べる理由(腸内を整え、準備をしてくれる)
・消化吸収が悪い→腸の中に居座ってくれるから、糖質たちを吸収させるのを遅らせる
・腸の中に付いている脂肪を、回収し便として、出してくれる
②次にタンパク質を取る理由
・腸内を整えた後に、タンパク質をとることによって、無駄なく吸収される
③その次に水分を取る理由
・一回落ち着くため(ここだけ適当??)→いや、そんなことない!!落ち着くことで、次にとる糖質を早食いするリスクが存分に減るのだ!!
こうすることで、早食いを防ぎ、糖質の吸収も抑えることができ、一石二鳥てなわけだ!!
とにかく重要なのは、糖質を最後に食べること
○食物繊維が多い食材
・寒天→74.1グラム ・ひじき→51.8グラム
このように食物繊維が多い食材は、意外と今の若者に食べられていない食材が多い。
このことからも、現在生活習慣病が増加している原因が垣間見えるのではないかと私は思う。
3.食事には・緑茶をのもう・ゆっくりと
緑茶の効能からまずは話していこう。
・緑茶の作用
・食後の血糖値を抑える
・コレステロールのバランスを整える
・糖の吸収を抑制する
・脂肪の燃焼を促す
・高血圧を改善してくれる などなど
緑茶にはこんなにたくさんのいい作用がある。これだけでも飲んだほうが良いこ
とはお分かりいただけただろう。
では次は少し緑茶の栄養を分解してみていきたいと思う。
○カテキン
→①糖質の吸収をおくらせ、食後血糖値を下げてくれる。
②脂肪燃焼効果
③がん予防
④抗酸化作用
○βーカロテン
→①免疫機能維持
②抗酸化作用
③皮膚や粘膜の強化
○ビタミンC
→①強い抗酸化作用
②コラーゲンの合成(肌の張り)→女性にうれしい!!
○ビタミンB群
→①糖質代謝をよくしてくれる
こんな感じで緑茶は、健康、美容においてとても良い効果を表してくれる優れもの!!
※飲み方としては、できるだけ茶葉のものを飲むようにしよう。
しかし、それができないときはペットボトルでもよい。
4、いちにちに・数回分けて・水のもう
人間のおよそ60~70%は水分(高齢者だと50%くらい)といわれている。そのため、十分に水分を摂らないと血液がドロドロ(脱水)の状態になってしまう。
これは何と、あの有名な心筋梗塞や脳梗塞のリスクになってしまうのだ!!
そのため、水分はしっかりと毎日とらなくてはならない。
どのくらい飲むとよいのかというと、食事にも水分は含まれているため、
1日に飲むのは約1リットルを目安にするとよいかと思う。
しかし、一回にがぶ飲みをするのではなく、7~8回に分けて飲むとなおよいとされる。
それは水分の喪失量が1日で多い時もあれば少ない時もあるからだ。
その多い時というのは、例えば起床時だ。人間は寝ているときにたくさんの汗をかくため、起き抜けには1杯(200mL)水を飲むのが良い。また、ふろ上がりなども必要だろう。
このように自分の加減でいいが、少し汗かいたともったり、疲れる作業をした後は必ず水を飲む。
これだけで、脱水状態になることはまずないと考えられる。
また、これをすることで便秘予防にもなる!!また、それによって、有害物質や老廃物が体の外にでるため、代謝が良くなり、血圧を整えてくれる。
◎またこれもいいことてんこ盛り!!
5、そろそろね・あきるころだね・まとめるよ
今回のまとめだ
○食事はよく噛んでゆっくり食べることで、糖質の吸収を和らげる
○緑茶には、健康・美容どちらにとっても良い効果がある
○食事は糖質(炭水化物)を最後に摂ることで糖質の吸収が和らぐ
○脱水は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクあり→水は1日1Lのもう!!
「これらのことをすることで、ダイエットも生活習慣病予防もうまくいく!!」
とまでは言えないが、うまくいくためのアシストになることは間違いない!!
皆さん、頑張りましょう。(最後でけ敬語を使わせてください。)
このブログを読んでくださった皆様、全員の健康をお祈りいたします!
★できるだけ多くの方に健康を!!